~単調でつまらない日々を変える指針!
ビジネス法務コーディネーター®の大森靖之です。
日頃は、ビジネス契約書専門(特にIT系に強い)の行政書士として、中小・ベンチャー企業様の成長発展のお手伝いをさせていただく傍ら、埼玉県川口市にあるコミュニティFM局、FM Kawaguchiにて『ちょいワルMonday』という番組(毎月第2、第4月曜日19:00~生放送)の構成作家兼パーソナリティとしての活動もさせていただいております。
2022年もあと1ヶ月ほどで折り返し地点。
月並みな言葉ではありますが、月日が流れるのは早いものです。
2021年末に、どういうわけか、この「月日が流れるは早い」ことに恐怖を覚え(40代も中盤に差し掛かってくると、平均寿命的にあと残り半分)、一日一日をもっと大切にできないか?と思っていたところ、ふと出会ったのがこちらの一冊。
著者は、藤本宏人氏。
神社に所属しない「高等神職階位・明階」保持者にして、33年以上、日本の文化・歴史・精神を研究する「ご利益」の専門家。日本良学株式会社代表。
『365日のご利益大全』藤本宏人(サンマーク出版)裏表紙より抜粋
ここだけのご経歴でも、ご利益を醸し出しています。
タイトル通りの本。
・その日の二十四節気・七十二候
・暦に基づきその日にやった方がよい行動(ご利益行動)
・暦からのメッセージ
…etc
が半ページ✕366日分まとめられています。
2022年の今年だけでなく、毎年使えるよう、2月29日も掲載されています。
うるう年だけにある「2月29日」のご利益行動はこんな感じです。
ご利益行動 中立を目指す
『365日のご利益大全』藤本宏人(サンマーク出版)p.82
さて、この日は「うるう年」だけに発生する特別な日です。そのため特別なことを試してみるには、このタイミングしかないのです。今日はニュートラル、つまり「中立」「中庸」「どこにも偏っていない」という状態を目指してみましょう。これは、修業を仕事としているお坊さんでも難しいチャレンジですので、4年に一度くらいで挑戦するのがよいのです。自分の心の声、頭のなかの声に注意を向けて「中立」でいられるかどうか、試してください。4年に1回なのだから、徹底的にやってみるのも、楽しいですよ。
どの日もそうなんですが「たったこれだけのこと」「しかし、実践するのはちょっとハードルがある」ここのバランス感覚が絶妙なのです。
ここで、この本に出てくる暦について。
にじゅうしせっき【二十四節気】
『三省堂国語辞典』(第8版)
(天)太陽の一年の動きを十五日ごとの二十四に分けて、季節の目安としたもの。
中国で生まれ、農作業などに利用された。
立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨・立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑・立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降・立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒
しちじゅうにこう【七十二候】
『三省堂国語辞典』(第8版)
(天)二十四節気のそれぞれをさらに3つに分け、名前をつけたもの。例、半夏生。
改めて見てみると、季節変動が実に分かりやすく漢字で言語化されていて、感動すら覚えます。
著者は、この本のはしがきで「古暦は、人知を超えた変化を活用するツールだった」と述べておりますが、この本を毎日毎日、1ページずつめくっていると、まさにその通り!とうなずくことばかりです。
私は、朝イチでこの本の「その日」のページに目を通すようにしていて、書いてあることすべてはできなくとも、一つでも実践するようにしています。
この本を読み始めて、まだ半年も経っていませんので表立った変化は現れてませんが、ジワリジワリと習慣なり、思考回路なり、変わっているのかな?と思います。
継続は力なり。
続けていきたいなと思いますし、何より、毎日読むのが楽しい!
単調でつまらない日々を少しでも変えたい方には、毎日の指針としても活用できますので、特にオススメです。
最後まで、お読みくださりありがとうございました。
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