ビジネス法務コーディネーター®の大森靖之です。
ビジネス契約書専門の行政書士(特にIT&クリエイター系の契約書に強い)のほか、コミュニティFM局の構成作家兼パーソナリティとしての活動もさせていただいております。
先日「法務・知財EXPO」という展示会へ(東京ビッグサイト)。
隣接会場も含めて、約半日、じっくりと回らせていただきました。
・電子契約システム
・契約書AI審査システム
・契約書保管システム
…etcのいわゆるリーガルテック分野は、進歩がすごいなと。
電子契約システムに経理システムを連結して「契約締結~納品書or請求書発行~入金確認~未入金には督促」までまるっと管理するシステムなども登場してきていて、特にバックオフィスに関しては「部門」の境目がなくなってきている印象。
私のようなシロウトにはシステムの難しい話はネットで文字を読み込むより、人の話を聞いた方が正確に早く理解できますし、私の検索能力などたかがしれているので、こうしてリアルの展示会に赴いて足で稼ぐことも大事!と改めて感じました。
本業とは離れますが、隣接会場の「総務サービスEXPO」では、オフィスの「器」や人員、そして働き方にあわせて会議室や什器の適切配置をAIが提案するみたいなシステムもあり、ここまで進化したか!とビックリでした。
ChatGPTを活用したシステムなどもあり、テック分野の進化から目が離せません。
ChatGPTでいえば、先日、こちらの記事でも触れたように、ポイントを掴めば、かなりの精度の契約書が作成されるようになってきています。しかも無料で。
一方では、「ChatGPTがこう言ってるけど本当?」という問い合わせ?相談??もしばしばいただくようになってきました。
わざわざこうして確認のご連絡いただけることが、価値なんじゃないか??ともふと思いました。
というもの単なる書類づくりの相談ではなく、「正しいか?正しくないか??」という最終的な意思判断、価値判断、企業であれば経営判断への関与させていただくということでもあるので、一言一言の責任がより重くなっているな、と身が引き締まります。
あらためて、ご連絡をしていただけるような「信用」の蓄積と、単なる知識ではなく「ご相談者様にとっての正解」を導くための判断軸を示すことが大切になってきているのかなと思い至りました。
おまけ
東京ビッグサイトからの帰り道、次の予定までちょっと時間ができたので、築地本願寺に寄り道。
たまには道草もいいですね。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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