ビジネス法務コーディネーター®の大森靖之です。
ビジネス契約書専門の行政書士(特にIT&クリエイター系の契約書に強い)のほか、コミュニティFM局の構成作家兼パーソナリティとしての活動もさせていただいております。
起業コラム
NPO法人さいたま起業家協議会の起業コラムに
「トラブルに繋がりやすい契約書の特徴」
をテーマに寄稿しております。
特に
・これから起業しようと検討中の方
・起業して間もない方
のご参考になれば幸いです。
当該「起業コラム」をご覧になるには、以下の画像をクリックしてください。
こちらのコラムについての補足です。
「良さそうな契約書の雛形はわりかし簡単に見つかったのだけれど、空欄をどう埋めたらよいのかわからない」
といったご相談をしばしばいただきます(なお、弊所では契約書の「制作」ぼご依頼だけでなく、こういったご相談にも丁寧に対応させていただいております)。
『空欄』とは?具体的に言えば、ざっくりと
・取引の範囲
・契約期間
・契約金額
に集約されます。
要するに、
・どの商品をいくつ納めればいいのか?(売買契約のケース)orその取引はどこまでやればいいのか?(業務委託契約の場合)
・納期はいつまでか?支払の対象となる期間はいつからいつまでか?
・総額いくら支払うことになるのか
…etc
となりますので、法律の話というよりは、商談の話、経営判断の話といえ、それぞれの会社の経営方針や、個々の取引での事情など応じてケースバイケースで考えていかなければならないからこそ、『空欄』となっているのです。
『空欄』に具体的に何を書くか。これこそ契約書の一番難しいところです。
『空欄』や『空欄の埋め方がアバウト』が契約トラブルのほとんどいっても差支えないと思われます。
せっかく手間暇掛けて契約書を取り交わすわけですから、「意味なし」とならないように、適切に『空欄』を埋めていくようにしたいものです。
また、『空欄』の適切な埋め方こそ、収益の向上(要するに儲ける)ためには非常に重要です。経営戦略と絡めて考えていくべきものといえます。
足下を固め、自分自身を守り、そして、「夢」の実現に近づけるための契約知識について、このブログや、音声配信「契約書に強くなる!ラジオ」でお伝えしていきますので、今後ともご期待、ご支援いただければ幸いです。
「こんなことに困っている!」など、契約書に関するご質問がありましたら、ブログ等で可能な限りお応えしますので、上記「お問い合わせ」より、お気軽にお寄せください。
また、商工会議所などの公的機関や、起業支援機関(あるいは各種専門学校)のご担当者で、
「契約知識」に関するセミナー等の開催をご検討されている方
講師やセミナー企画等の対応も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
最後まで、お読みくださりありがとうございました。
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