ビジネス法務コーディネーター®の大森靖之です。
ビジネス契約書専門の行政書士(特にIT&クリエイター系の契約書に強い)のほか、コミュニティFM局の構成作家兼パーソナリティとしての活動もさせていただいております。
様々なご縁とひょんなきっかけから、2023年2月より、公共交通機関を使ってのお遍路にチャレンジしています。
前回まで
焼山寺みち
四国遍路随一の難所と言われている12番焼山寺へのチャレンジ!
だいたいこのあたり(なお、実際に私が歩いた遍路道ではありません)。
前日は徳島駅近くの旅館に宿泊。
朝イチで列車移動。
6:45 まずは鴨島駅から11番藤井寺へ。
藤井寺へは納経済。
7:20
ここから峠を2つ越え、3つめの峠の頂上近くにある12番焼山寺まで約13㎞の道のり。
立て看板によれば、
健脚:5時間
平均:6時間
弱足:8時間
とあり。
まあ、5時間半くらいで踏破できれば御の字かな。無理せず行こう。
Let’s go!
まずは「ミニ四国八十八箇所」が続く。
2023年2月「お遍路とは?」も分からずに訪れた、1番霊山寺がすでに懐かしい!
「禅師峰寺」は、高知のお寺。いつ訪れることになるのだろうか。
「マムシ注意」って、、、麓の病院に何時間もかかる山の中でマムシに噛まれたら…と思うとビビる。
焼山寺みちのあちこちにこの立て看板が、、、恐怖が続く。
さっそく来ました「へんろころがし」。
その名の通り、急坂。
6箇所の中には、登りの「へんろころがし」と降りの「へんろころがし」の両方あり。
個人的には降りの方が滑るし、怖いし、体力的にもキツかった。
1箇所目の「へんろころがし」を難なく登り切ると絶景が!
思えばずいぶん登ったものだ。
梅雨入り前の新緑の季節。
道中にはアジサイがあちこちに。
難所ということもあってか?あちこちにお地蔵様。
ところどころにある「札」の一言一言が心に沁みる。
登り降りの繰り返し。
体力的にかなりキツいので、どうしても下を向いて歩く時間が長くなり。
ふと見ると、地面に蝶蝶が!
華麗な舞にほっこり。
こちらでちょっと口をすすぐ。
「へんろころがし」ではないところも登り坂が続く。
登り坂が終わると、次にはなだらかな降り基調があったり。
アップダウンが体力を消耗する。
8:30 およそ1/3地点の「長戸庵」に到着。
汗はダラダラだが、まだまだ元気なので、休憩無しで通過。
ここから「けもの道」のようなところを進む。
突如視界が開ける。
思えば、ずいぶん登ってきたものだ!
2箇所目の「へんろころがし」
「へんろころがし」を登る動画。息が切れてるw
ヘトヘトになりながら何とかクリアすると、視界が開け、弘法大師像が!
有難み!!
10:20 一本杉庵。半分以上過ぎる。
海外からのお遍路さん(ご夫婦)と片言の英語で会話。
フランスからバカンスでお越しのよう。「四国の景色がどこもビューティフル」と仰ってました。
まだまだ元気だったので、ちょっとだけ水分補給をし、休憩時間を取らずにGo!
視界が開ける。
このあたりえ、「逆打ち」しているお遍路さんとすれ違い。
「ずいぶん歩くの速いな~歩きで来たんか?私は朝イチで12番焼山寺から来たけど、すれ違いはあなたが一番最初や」
別に競争している訳ではないけど…「速い」「一番」と言われると嬉しい。
新緑時期の水面は気持ち良し。
比較的平坦な道が続き、ちょとだけ気が緩んだところに、最後の「へんろころがし」
最後が一番キツかった、、、
登っても登ってもゴールが見えず心が折れかかる。
まだまだ急な登り坂。
お地蔵様の前でちょっとだけ足休め。
まだまだ登り坂。まさに山岳修行。
「人生もお遍路も山あり谷あり」まさにそれ。
11:40 ようやく視界が開ける。
ついたー!!
「健脚5時間」とあったので、4時間台での踏破は速い部類に入るのかな?
焼山寺の納経所の方にも「ずいぶん頑張って歩いて来られましたなあ」と褒められ、嬉しい。
ともかく、休憩無しに歩き続けられ、40台半ば。気力的にも体力的にもまだまだ充実していることを確認できたことが自信に。
キツかったけど、景色が美しく、たくさんのお遍路さんとお話ができて、とっても楽しかったー!!
最後まで、お読みくださりありがとうございました。
【つづく】
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