徒然なるままに

惜別!三省堂書店・神保町本店

2021年9月。
緊急事態宣言下の東京オリンピック・パラリンピックの興奮の中、とある報道が。

この度、株式会社三省堂書店は、本社・本店ビル(東京都千代田区神田神保町一丁目1番。隣接する第2・第3アネックスビルを含め敷地面積合計1745.78㎡)を建替えることと致しました。現社屋は、1981年3 月に創業100周年記念事業として竣工致しました。その後、長きにわたり神保町本店(旧・神田本店)として、多くのお客様にご愛顧を頂いて参りましたが、建設から約40 年が経過し建物設備の老朽化が進んだことから、建て替えを決定致しました。スケジュールと致しましては、2022年3月下旬にて神保町本店の営業を終了し、同年4 月より解体を開始、その後2025~6年頃の竣工を予定しております。新たな建物には、本の街・神田神保町にふさわしく、今後も多くのお客様に愛される新・神保町本店を検討して参ります。

https://www.books-sanseido.co.jp/news/1530160

え!?本の街・神田神保町のランドマークが無くなっちゃうの。。。
ということで、緊急事態宣言解除とともにいてもたってもいられず、2021年10月に訪問。
思わず、Facebookにも投稿。こちらの投稿に関して、本好きのFB友から多数の惜別コメントが。
やはり人気書店!

その後、惜しむ声が多数三省堂書店に直接寄せられたようで、当初は2022年の3月で閉店の予定が、ゴールデンウィークまで延長。
ということで、最後のお別れに行って参りました。

半蔵門線の神保町駅で降り立ち、神保町交差点から神田小川町側にある三省堂書店を目指します。

神田神保町一丁目一番地三省堂書店ビル」

本の街・神田神保町のランドマークを示すこの表示が昔から何とも好き!これも見納めか…

改めて全景をまじまじと見ると、大きい建物!そして、土地の形状を上手に活かして建てられている。
何より、風格のある外観。

建物正面の、通常は新刊書の広告がデカデカと貼られている箇所の雰囲気がいつもと違うことにすぐ気づき…

「いったん、しおりを挟みます。」

これを見た瞬間「これでこの建物とはお別れだな」という寂しさと「建替後はどんな新しい書店になるんだろう」というワクワク感が同時に感じられ、胸が熱くなりました。
こう感じたのは私だけではないようで、SNS上で「本好きの心に刺さるこのコピーを考えた人天才」といったコメントも多数見られました。

ココに最初に訪れたのは高校2年生の夏。栃木出身の田舎者にとっては、公立図書館以上の蔵書数に度肝を抜かれた思い出が。他のどこよりも「東京ってスゴいところだなあ」と思い知らされ…

大学はこちらの近くだったので、ほぼ毎日のように「通っていた」のが懐かしい。
午後の授業をサボっては、バイトで稼いだお金でこちらで本を買い、近くの喫茶店で斜め読みするという日々。本当に至福だったなあ。

今回は、ママにゴールデンウィークをとってもらうため、小学2年生になったばかりの娘と一緒に。
「パパ思い出の昭和の大型書店」の雰囲気がちょっとでも記憶に刻まれているといいな~(願望)
何度通ったか分からないこちらのエントランスを最後に娘とくぐることになろうとは…これも感慨深い。

年季の入った本棚と本の紙の匂いとの言葉では表現できない絶妙なマッチング。
世の中に色んな書店あれど、自分にとっての「ホーム書店」はやはりココ!と改めて。

ちょっと古めかしいエスカレーターには、過去にこちらで行われたサイン会に招かれた蒼々たる面々の写真が。
そのうちいくつものサイン会には実際に行ったことを思い出し。本さえ買えば、著名人とちょっとお話ができるこのサイン会、お金のない学生時代のささやかな楽しみでもありました。
GEのジャック・ウェルチさんや、日産のカルロス・ゴーンさんなど。
どちらも眼光鋭かった!握手が力強かった!!
ゴーンさんがまさかあんなことになろうとは当時(確か2001年)は知るよしもなく。

そんなことを思い出し考えながら「ホーム」で最後の本のお買い物。気になった本をまとめて大人買い!

記念までに、今日に限っては「いつものブックカバー」をかけていただきました。
店員さんの素早い手つきはやっぱり凄い!自分でやるとどうしてもこのように綺麗にカバーがかかりません。
ブックカバー。環境負荷を意識して辞退しているものあるけど、最近、書店で本を買っていないのもあるのかなーと。
でもやっぱり、「店内をブラブラして、気になった本を買う」という、一言で言えばセレンディピティ的な本の買い方はやっぱり楽しいし、至福!!

こんなことを「最後のホーム」から教わった気がします。
やっぱり「ポチ」では、いくらアルゴリズムが進化したとしても、予定調和の本しか目に留まりません。書店に行くと視野が広くなるとも感じました。

「時間を作って書店に行くこと」「ぶらりと書店に立ち寄ること」

これって、最近は当たり前の行動ではなくなってきてしまっているゆえ、より価値の高い行動になっていくんじゃないかと。というより、もはや、書店はエンタメを体験する場所になりつつあるのかな。

とにかく、書店で本を買うことは楽しいです!
読者の皆さん、書店に行きましょう!!

三省堂書店のおそらく社運を賭けた今回の建て替え、応援したいですよね。

さておき。「いったん。しおりを挟みます。」のしおりのウラに書いてある文言がまた感涙モノ。

「つまらない毎日から抜け出せる場所」が、私にとってはまさにココ。建て替え後、どんな感じに進化しているのか…ワクワクします。「再会」が実に待ち遠しい。

それと…「書店という文化」を次世代に残すため、ポチはできるだけやめて書店で本を買うようにします。

三省堂書店・神保町本店さん、これまでたくさんの思い出をありがとうございました!
「新時代の本好きの聖地」が神田神保町一丁目一番地が誕生することを心待ちにしております。

契約書に強くなる!ラジオ

上記については、stand.fm「契約書に強くなる!ラジオ」にて、(私なりの)書店巡りの楽しさとあわせて音声配信をしております。
テキストでは中々残せないことにつきましても、カジュアルに話せるのが音声配信の良いところだと感じております。こちらもご参照いただければ幸いです。

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