ビジネス法務コーディネーター®の大森靖之です。
ビジネス契約書専門の行政書士(特にIT系の契約書に強い)のほか、コミュニティFM局の構成作家兼パーソナリティとしての活動もさせていただいております。
前回からの続きです。
1.第6戦(2022年10月29日)
●東京ヤクルト0-3オリックス○


外野席からの観戦は超久々。
やっぱりこのエリアの雰囲気はいいですね~私の野球観戦の原点。
外野スタンドは背もたれはないものの、内野スタンドと比べて広めに配置されているような気がするので、開放感があります。
若い頃は、バックスクリーンの下のところにカレー屋さんがあって、香りにつられて、それを必ず食べていました(球場メシらしからぬ美味しさ)。今回は香りがしなかったので、無くなってしまったのかな??このエリア名物のソーセージ屋さんは健在でしたが。
球場内がYMOの「RYDEEN」で包まれる中登場する、抑えの切り札マクガフ選手の演出、シンプルに言ってカッコいい!果たしてその結果は…
2.第7戦(2022年10月30日)
●東京ヤクルト4-5オリックス○


さあ、スワローズにとっては負けたら終わり、崖っぷちの第7戦。
この日は、ネット裏の2階席(パノラマルーフ席)。
これまで、神宮球場の色んな席で観戦してきましたが、このエリアは初。
一部、柱が視界を若干遮る席があるものの、球場全体を俯瞰的に眺められて、実況席の気分が味わえます。



このエリアの何よりの特典は、席数の割にはトイレの数が多いので、ストレスフリー!!
満員御礼ながら、3回中3回、ほとんど並ばず。
どこの球場でも悩ましい「トイレ行列」。
回の表ウラが終わってしまうくらいの時間がかかっちゃうこともあることも。
このエリアなら、その問題は無いです。
レギュラーシーズンでは、そこそこリーズナブルな席でもあるので、来シーズン以降、特に家族と行く際にはこの席にしようかと(女性用トイレも行列無しです)。
難点を言えば、入場口からおそらく4F~5F分くらいの階段を上がらないと客席にたどり着かないこと(神宮球場はエレベータ、エスカレータ無い)。
長い長い階段の踊り場にあった撮影コーナー。
+このエリアはアルコール類に関してもストレスフリーに買えるのがとても良いです(他のエリアと比べて、手を挙げると売り子さんがすぐに来てくれます)。
トイレにすぐ行けるとは言え、飲み過ぎには注意w


試合前の燕陣(円陣)のもよう。
結構声が聞こえてきます。
5回ウラ終了後のグラウンド整備中に行われる、つば九郎の「空中くるりんぱ」
失敗後(多分成功したことはない)の、エレファントカシマシの「俺たちの明日」♪さあ、がんばろうぜ!がなんともシュール。
7回ウラ、スワローズ攻撃前恒例の東京音頭。
こちらの映像では分かりづらいのですが、ラメがかっている「応援傘」が球場のカクテル光線に反射し、何とも美しい!
試合序盤からバファローズが一方的に押す展開。
とりあえず飲む。
このまま万事休す…と思いきや、スワローズが8回ウラに1点差に追いつく展開。


野球って面白い!!
まさに、筋書きのないドラマを観ているよう。
3.熱戦に幕
我らがスワローズ。
1点を追う9回ウラは淡泊な攻撃。「野球は9回ツーアウトから」のはずが…


日本一が決まった瞬間、バファローズの選手が一斉にマウンドに駆け寄る様子は感動的!
バファローズの皆さん、本当におめでとうございます!!
この日の観戦中、隣の席のバファローズファンの方と仲良くなり、互いの健闘をたたえあいました。
「阪神があるのにわざわざオリックスファン」「巨人があるのにわざわざヤクルトファン」お互いちょっと捻くれているところが妙に気脈が通じるなどと、大いに盛り上がっちゃいましたw
中嶋監督の胴上げ。
今シーズン限りで勇退される、バファローズ・宮内オーナーの胴上げ。まさに有終の美。
スワローズファンの私にとっては残念な結果に終わりましたが、選手の皆さんの全力プレーには心を打たれました 。
「あのフォアボールが、あのエラーが流れを…」みたいな論評が色々とありますが、どれも全力プレーの中の紙一重の結果。あと数センチ違っていたらアウトになっていた、三振が取れていたというものがほとんど。こういう人間くさいところがまた面白いところ。エラーのない野球など面白く無いですよ!(と冷静な今は言い切れるが、観戦中はちょっとイラッとしたり。こういうところも生観戦の楽しさ。)
あと、鳴り物応援のない球場の雰囲気はとても新鮮。
打球音
ミット音
選手の雄叫び
ベンチからの声
審判のコール
両軍ファンからグラウンドに注がれる念
歓声の広がり…
こういうのが通常以上にハッキリと分かり、ゾクゾク・ワクワクを増幅させていました。
コロナ収束後は鳴り物応援復活するのかな?
応援する楽しさも知っているだけに、テレビを観ながら、鳴り物のない球場は寂しいなーと感じていましたが、実際球場に足を運んでみると、これはこれでASMR的な快適さ。
野球、いや、スポーツの生観戦は、本当に、とてつもなく楽しい!
色んな評論家の「日本シリーズ2022評」を読みましたが、元ベイスターズ監督の権藤博氏のものが私としてはいちばんしっくりきたので、ここで引用しておきます。
両チームとも、連続で日本一になるほど強くもなかったし、連敗するほど弱くもなかった。力だけでなく、まだ発展途上という点でも、両者はよく似ている。これからの選手が多く、シリーズの経験を糧に、成長していくだろう。
2022年11月3日付日本経済新聞朝刊『悠々球論』
【中略】シリーズの勝ち負けは時の運だが、シーズンの勝ち負けは運ではない。【以下略】
4.音声配信
そんなこんなの日本シリーズ第6戦および第7戦の観戦記。
stand.fm「ちょいワルMonday」では上記についての音声配信をしております。
文字だけでは表現できない微妙なニュアンスを気取らずにお伝えできるのが音声配信の魅力かと思っております。「ながら視聴」でも知識を得ていただけるようにお話ししておりますので、一度お聴きいただければ幸いです。
気晴らしにおもしろグッツを購入しちゃいましたw
来年はこれを携えて神宮球場に行っちゃおう♪(次は家族総出で)

最後まで、お読みくださりありがとうございました。
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