ビジネス法務コーディネーター®の大森靖之です。
ビジネス契約書専門の行政書士(特にIT&クリエイター系の契約書に強い)のほか、コミュニティFM局の構成作家兼パーソナリティとしての活動もさせていただいております。
アーカイブ
月2回(毎月第2、第4月曜日)の放送の裏側を、構成作家の立場としてぼちぼちと投稿していきます。
生放送の放送音源を聴きながら、このブログを書いております。
「独り反省会」にお付き合いいただければ幸いです。
当番組では「YouTube」(映像)と「stand.fm」(音声)にて、アーカイブを残しております。
生放送をお聴きになれなかった方、こちらをお試しください。
放送開始前に「ぶっつけ本番」で撮影している告知動画です。
しーたけ村長は欠席。
果たして上手くいくか!?
「ちょいワルキーワード」
今、流行っているキーワードを、サクッ解説する「ちょいワルキーワード」のレギュラーコーナー(原則第2月曜日の放送時に実施)。
9月は「チャッター」を取り上げました。
本番で使った台本はこちら
2023/9/11放送 ちょいワルキーワード 『チャッター』
▼「チャッター」という言葉聞いたことある??
-頭の中の独り言、自分自身との「会話」
【例】
・家族や仕事で接する人に言われた酷いこと
・こんなことが起きたらどうしよう(漠然とした不安)
・現状に対する悩み
・過去の振る舞いに対する反省
…etcの無限ループ→→爆発!▼最新の研究結果
-私たちは、目覚めている時間のなんと!1/3~1/2の間、『いま』を生きていない
-過去の出来事、想像上のシナリオ、怒り・反省…考えても仕方ないことに脳内が支配されている
-人間の動物的本能:これから出くわすだろう障害に注意力を向け、それ以外のあらゆることを無視する
-うまく付き合っていくしかない
-この時代に「生命が奪われるような障害」なんてある??
-ネガティブなひとりごとは脳の実行機能を消費する(家族とケンカした後に仕事する気になるか?)
-視野が狭くなり、視座が低くなるのが大問題!!▼悩みは人に聞いてもらうとよい??
-ネガティブなチャッター:親しい人に共有して共感してもらいたい
-研究結果:共有してもチャッターは減らない。むしろ悪化することも
-人の話を聞いてあげられる愚痴の容量には限界がある
-ネガティブな独り言を繰り返し誰かに伝え続け、限界点を超えると、自分が最も必要とする人を遠ざけてしまうことも
→さらなる孤独・孤立(打ち明けて仲良くなったつもりが…)
-人間関係は「お互い様」だから続く▼SNS
-他人のチャッターで溢れている
-2015年調査:Facebookの画面を受動的にスクロールし、他人の生活を覗いている時間が長いほど、妬みの感情が大きくなって気分が落ち込む▼チャッターとの上手な付き合い方
①友人に助言していると想像する
・同じ問題を抱えている友人がいたらどんな言葉をかけるか想像する
②視野を広げる
・現在の悩みが、人生や世界といったより大きな枠組みの中にどう位置付けられるか
・自分や他人の過去の辛い経験と比較して見る
③経験を試練として捉え直す
④経験を一般化する
・頭の中で「私」を「YOU(あなた)」に置き換えてみる
・自分で自分にツッコむイメージ?
・健全な距離を保ちながら自分の経験を見つめやすくなり、自分に起きたことは特別ではなく、誰にでもありがちな経験だということが明確になる
⑤心のタイムトラベルをしてみる
・1年後、5年後、10年後、どう感じているか
・今の感情的状態が永久に続くわけではない
⑥思ったままを書いてみる
⑦お守りを握りしめる、迷信を信じる
⑧「儀式」を行う
【参考文献】
『Chatter(チャッター) 「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法』
イーサン・クロス(東洋経済新報社)
この本。本稿を執筆している現段階(2023/11/13)で、私の2023年ベスト本!
この本に書いてあることを自分なりに落とし込んで実践することで、QOL (生活の質)がかなり向上しました!
それだけ日々m「ひとりごと」にとらわれているわけですよね、、、
次回は2023年9月25日(月)19:00~生放送
メッセージの宛先
メール:pg@fm856.co.jp
X(旧Twitter):#ハピネス856
【ちょいワルMonday】の聴き方
ちょいワルMondayは「放送と通信の融合」で次の3つのチャネルでお届けしております。
FM電波:85.6MHz(埼玉県川口市)
インターネット放送:FM川口ホームページより(世界中どこからでも)
stand.fm(音声配信アプリ):ちょいワルMonday(世界中どこからでも)
最後まで、お読みくださりありがとうございました。
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