ビジネス契約書専門の行政書士(特にIT&クリエイター系の契約書に強い)/ビジネス法務コーディネーター®の大森靖之です。
📚 本の情報
書名:『歩くマジで人生が変わる習慣』
著者:池田光史(いけだ みつふみ)
出版社:NewsPicksパブリッシング
発売年:2025年
結論:毎日のウォーキングが、脳・体・人生を変える最強習慣になる
「最近運動不足だな…」
「ストレスが抜けない…」
「集中力が続かない…」
そんな悩みを抱えるすべてのビジネスパーソンに届けたいのが、池田光史さんによる話題の書籍『歩くマジで人生が変わる習慣』(NewsPicksパブリッシング)です。
本書は、単なる健康本ではありません。歩くことで創造力を高め、ストレスを減らし、健康寿命を伸ばす。そんな“歩く”の本当の可能性を、エビデンスとリアルな体験をもとに解き明かしてくれます。
【著者紹介】池田光史さんとは?登山がきっかけで“歩く”を探究
池田光史(いけだみつふみ)さんは、経済ジャーナリストとして多くの企業や起業家を取材してきた人物。ある登山の取材をきっかけに、“歩く”ことがもたらす影響に魅せられ、本格的に探究をスタート。
ただの移動手段ではなく、「歩く」という行為がどれほど人間にとって本質的で、パフォーマンスや幸福感に影響を与えるかを深掘りしています。
【脳と創造性】歩くことで仕事のアイデアが次々に浮かぶ理由
「歩いてると、良いアイデアが出る気がする」
それ、実は科学的に正しいんです。
スタンフォード大学の研究では、176人の学生に創造的な発想力を測るタスクを行ってもらい、座っているグループと歩いているグループの成果を比較。すると歩いていたグループのアウトプットは60%も多かったという結果が出ています。
歩くことで脳がリラックス状態に入り、「発散的思考」(Divergent Thinking)が活性化。仕事のブレストや企画会議にも、「ウォーキングミーティング」という形で応用できます。
【実践事例】テック企業が「歩く習慣」を取り入れている理由
・Meta(旧Facebook):屋上にトレイル(遊歩道)を設置
・Apple:Apple Watchに「スタンド機能」搭載、CEOが「座ることは新しい喫煙」と警鐘
シリコンバレーの企業ではすでに、「歩くこと」が仕事の効率や創造性を高める習慣として定着しています。私たちも、1時間に一度立ち上がるだけでも、その恩恵を感じられるかもしれません。
【健康効果】ウォーキングの驚くべきメリット7選
本書で紹介されていた、歩くことの健康効果は以下の通りです。
1.血糖値・血圧を下げる
2.心疾患・がんのリスクを減らす
3.不眠の改善
4.ストレスホルモン「コルチゾール」を抑える
5.脳卒中リスクの低下
6.寿命が延びる(週150分歩くだけで平均寿命が最大4.5年延びる)
7.毎日20分歩くだけで、全死因リスクを減少させる
ウォーキングは「万能薬」とも言い過ぎとは言えないほど、身体にもメンタルにもポジティブな影響を与えてくれます。
【ストレスケア】自然と歩くことで、脳が休まり心が整う
「現代人は、脳を働かせすぎている」
千葉大学の宮崎良文名誉教授はそう語ります。
歩きながら自然に触れることで、自律神経が整い、幸福感が自然と戻ってくるのです。
作曲家ベートーヴェンも「アイデアは呼ばれずにやってくる。森の中を歩いているときに」と語ったように、歩行と自然は人間の本能に深く結びついています。
【今日から実践できる】歩く習慣の取り入れ方3選
本書では、日常生活の中で実践しやすいウォーキング習慣の作り方も紹介されています。
1. 1時間に1回立ち上がってストレッチ
座りっぱなしの時間を分断することで、血流改善&集中力リセット。
2. 食後に5〜10分歩く
血糖値の急上昇を防ぎ、糖尿病リスクを下げる効果あり。
3. 通勤や買い物を徒歩で、階段を使う
日常の中に「動く時間」を少しでも増やすだけでOK。
【まとめ】歩くだけで人生が整う。まずは1日20分から
『歩くマジで人生が変わる習慣』は、身体を使うシンプルな行動が、これほどまでに深く人生に影響を与えるのかと驚かせてくれる一冊です。
・運動不足を感じている方
・ストレスを感じやすい方
・仕事のアイデアが煮詰まりがちな方
そんな方は、まず1日20分のウォーキングから始めてみてはいかがでしょうか?
ラジオ番組でも紹介!(FM KawagichiちょいワルMonday)
本書について、私が出演しているラジオ番組(FM KawagichiちょいワルMonday)でも紹介させていただきました!
▽音声をお聴きになるには、以下をクリックください(音声配信アプリstand.fmへ)。
最後まで、お読みくださりありがとうございました!
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