ビジネス法務コーディネーター®の大森靖之です。
ビジネス契約書専門の行政書士(特にIT系の契約書に強い)のほか、コミュニティFM局の構成作家兼パーソナリティとしての活動もさせていただいております。
こちらの本のご紹介です。
巷でよく耳にする「心理的安全性」
この言葉、最近登場したわけではなく、半世紀以上前の1965年にまで遡るよう。
まず、その「心理的安全性」について
「(心理的安全性とは)対人関係のリスクをとっても大丈夫だ、というチームメンバーに共有される信念のこと」
p.10
「心理的安全性が高いチームとは、仲が『悪すぎる』でも『良すぎる』でもなく、目指すゴールや成果のために『健全な意見の衝突(ヘルシーコンフリクト)』が起こせるチーム」
このように概括されています。
この本で「いいな」と思ったのが、日常のよくあるシーンから「具体的にどうすれば心理的安全性が向上するのか」具体的に書かれていること。
確かに、定型的にされる挨拶よりも、「大森さん!」と、名前を添えてもらった方が「他でもない自分に話しかけられている」感があります。とりわけ、目上の方から「大森さん!こんにちは!!」とご挨拶をいただくと、グッと心を掴まれますよね。
私の周りでも、名前を添えて挨拶をいただく方をパッと数名思い浮かべることができるのですが、ア顔で、感じの良い方で、人気者な気がします。
こんなちょっとした心がけ一つで、相手の心を掴むまではいかないまでも、少なくとも、悪い印象を与えないのならば、どんどん実践していきたいものです。
こちらの本には、こんな「ちょっとした心がけ」が55ケース掲載されています。全部実践し切れたら相当な人気者になることでしょう!(が…結構難しい…だって人間だものw)
「心理的安全性」のより理論的な側面を学ぶなら、こちらの本がオススメです(こちらの本の著者は、上記『心理的安全性をつくる言葉55』の監修をされています。)
私の場合、この本との出会いは以下のようなきっかけからです。
「リモートワークで希薄となっているコミュニケーションの質を上げたい!」
「新時代のリーダーとしてのコミュニケーションを学びたい!」
「なんだか最近、部下(社員)に話が伝わっていないような気がする…」
こんなお悩みを抱えている方々にも参考になると思います。
音声配信
stand.fm(音声配信アプリ)にて、上記についての音声配信をしております。
文字だけでは表現できない微妙なニュアンスを気取らずにお伝えできるのが音声配信の魅力かと思っております。「ながら視聴」でも知識を得ていただけるようにお話ししておりますので、一度お聴きいただければ幸いです。
最後まで、お読みくださりありがとうございました。
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