鉄道・旅行

高知旅の記録②|青龍寺・久礼大正町市場・にこ淵

ビジネス契約書専門の行政書士(特にIT&クリエイター系の契約書に強い)
ビジネス法務コーディネーター®の大森靖之です。

2025年9月下旬、2泊3日の行程で巡った高知旅の記録です。
2日目は「青」をテーマに、
高知市内から土佐湾沿いを西へ、さらに仁淀川上流のにこ淵までを訪れました。


青龍寺(四国第三十六番札所・青龍寺)

朝の静けさの中、土佐市宇佐町の青龍寺へ。
かつて横綱・朝青龍(ほぼ隣接する明徳義塾高校出身)がここで稽古に励んだことでも知られ、
その名の通り、青龍のごとくの力強さと静けさをあわせ持つ古刹。

▲山門

▲朝青龍関が稽古に励んだとされる階段

▲傾斜結構キツい

▲本堂

▲奥:本堂、手前:大師堂

▲2年前の2023年9月に「ハイブリッドお遍路」で青龍寺を訪れた際の様子。なーんにも変わってなくて、歴史の奥深さを感じずにはいられない。

▲青龍寺近くの「ヴィラ・サントリーニ」付近より太平洋を一望。手前は明徳義塾高校。次回はここに泊まってみたい!


久礼大正町市場(メジカの新子)

青龍寺をあとにして向かったのは、中土佐町・久礼大正町市場。

▲四万十「市」と四万十「町」ややこしい…(助手席より撮影)

知人から「一度は食べてほしい」と聞いていたメジカの新子(ソウダガツオの幼魚)を目当てに訪れた。
到着時にはすでに行列。約1時間半待ちの末に、念願の新子に出会えた。

新子は鮮度が命。ここ久礼以外ではまず食べられない。
列の前に並んでいた高知市内から訪れていた女性と小話(この季節、毎年3~4回はここにわざわざ足を運んでいるそう)。


女性によれば、ここから1時間ほどの距離の高知市内でも手に入らないほどの希少な季節の味(やっぱり)。
ぶしゅかん」を搾り、醤油を合わせて口に運ぶと、もちもちとした食感とすっきりした酸味が広がる。
女性から「新子を食べ終わった後のぶしゅかん醤油をご飯にかけても美味しいよ」と教えられ、試してみると、確かに絶品。
こういう一言に、土地の知恵が詰まっている。

▲噂のメジカの新子

▲ぶしゅかん(仏手柑)と奥はカツオのタタキ(ここで食べたものが一番美味しかった!)

▲いかにも「漁港」の光景。いいかんじ!


にこ淵(仁淀ブルーの聖地)

午後は仁淀川沿いに車を走らせ、いの町の「にこ淵」へ。
国道194号を北上し、案内板を頼りに山道を下る。


滝壺に着くと、透き通るような青が目の前に広がる。

差し込む光が水面を照らすたび、青のグラデーションが揺らめく。
この「仁淀ブルー」は季節や時間によって色が変わるため、
同じ青には二度と出会えないと言われている。
短い滞在でも、その一瞬が強く印象に残る場所だった。

▲記念撮影

▲「穴場」かと思いきや結構人がいて、知る人ぞ知る場所なのだろうと。


ふたたび、ひろめ市場へ

高知市内に戻り、再びひろめ市場へ。
仕事帰りの地元客と観光客が混ざり合い、どのテーブルからも笑い声が響く。

旅の締めにもう一度、カツオのたたきを。
その香ばしさと活気に、高知らしさを改めて感じた。

▲地酒も堪能


翌日の予定

最終日は、日曜市の朝を歩き、高知城をめぐり、
香美市の龍河洞へ足を延ばす予定。
旅の終わりには、再び高知龍馬空港からジェットスターで成田空港へ。
3日間の旅もいよいよ締めくくりを迎える。

最後まで、お読みくださりありがとうございました。
【つづく】

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