ビジネス法務コーディネーター®の大森靖之です。
ビジネス契約書専門の行政書士(特にIT&クリエイター系の契約書に強い)のほか、コミュニティFM局の構成作家兼パーソナリティとしての活動もさせていただいております。
先日、都内に行く用事があり、ちょっと時間ができたので、某SNSで広告が繰り返し表示され、気になっていた創建1200年記念特別展「神護寺―空海と真言密教のはじまり」 へ。
京都北郊の紅葉の名所、高雄の神護寺は、和気清麻呂(わけのきよまろ)が建立した高雄山寺を起源とします。唐から帰国した空海が活動の拠点としたことから真言密教の出発点となりました。本展は824年に正式に密教寺院となった神護寺創建1200年と空海生誕1250年を記念して開催します。平安初期彫刻の最高傑作である国宝「薬師如来立像」や、約230年ぶりの修復を終えた国宝「両界曼荼羅(高雄曼荼羅)」など、空海ゆかりの宝物をはじめ、神護寺に受け継がれる貴重な文化財をご紹介します。
上記東京国立博物館ホームページより
お恥ずかしながら…京都にはこれまでに何度も行ったことがあるにもかかわらず、この展覧会に興味を持つまでは「神護寺」を知らず。
改めて調べてみると、かなり秘境の地(いつか現地にも行ってみたい)。
メインの展示物「国宝 両界曼荼羅(高雄曼荼羅)」
これは、弘法大師空海が制作に関わったされ、スケールといい精巧さ緻密さといい、素人目にも圧巻!!
これを生で観るだけでも有難く、価値ある展示会。
この両界曼荼羅は最近、大規模な修復が行われていたよう。
館内で放映されていた修復作業の映像が興味深く、ボロボロなところから職人さんたちの手により甦っていく様子は感動!
歴史の教科書で誰しも一度は目にしたことがあるはずの源頼朝の肖像画も神護寺の所蔵のよう。
あわせて展示されていて、歴史の1ページに立ち会ったような気持ちになり、こちらも感動!!
個人的に一番刺さったのが、弘法大師空海の直筆とされている巻物。
墨の付け方や、止め・はね・はらいのダイナミックさから、「字は体をあらわす」ではないですが、スケールのとても大きな方だったのだろうと推察。
弘法大師空海は「三筆」とも称される書の達人だけに、そもそも字が美しい(ちなみに残りの三筆は、嵯峨天皇と橘逸勢)。
写真や映像の技術が発達し、実物を見なくとも知れるけれども、先人たちの息づかいや想いは、現地現物でないと感じることはできないということを改めて感じる展示会でありました。
特に上記の展示物からは、先人たちの息づかいや想いへの慮りから、自分の気持ちに変化があらわれ、何とも言えないパワーが漲ってくることを感じました。
この暑い時期、冷房でキンキンに冷えた博物館で過ごす時間はやはり至福!
上野駅~の道のりはちょっと暑いですが、豊かな時間となることは確か。
歴史や仏像などに興味のある方や、人と違う夏を過ごしたい方にはとてもオススメの展示会です。
こちらの像は撮影が許可されていたので、雰囲気だけでも。
私にとっては久々の東京国立博物館。
建物も立派で芸術的。静寂で幻想的。
最後まで、お読みくださりありがとうございました。
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