ビジネス法務コーディネーター®の大森靖之です。
ビジネス契約書専門の行政書士(特にIT&クリエイター系の契約書に強い)のほか、コミュニティFM局の構成作家兼パーソナリティとしての活動もさせていただいております。
2023年2月~鉄道好きの管理人が、暇を見つけてチャレンジしている、歩きを基本にところどころ公共交通機関を使う「ハイブリッドお遍路」の記録です。
前回まで
霊山寺までの道のり
霊山寺への「お礼参り」は、これまでの記事と構成を変えて、『道のり』の部分を先に。
88番大窪寺から志度駅までバス。
志度駅から板野駅まで高徳線特急「うずしお」。
志度駅前到着。
志度駅は、86番志度寺を巡った2023年5月以来の再訪。
板野駅到着!
2023年2月の前回訪問時と比べて駅内が何となく寂しいと思ったら…
2024年3月15日限りでの有人営業終了の貼り紙が…
前回はこの窓口で特急の切符を発券してもらったのに…時代の流れか。
板野駅舎
ここから、1番霊山寺までは徒歩。
3番金泉寺から逆打ちで巡ってノスタルジーに浸るのもいいかな?と思ったけど、1番霊山寺最寄りの板東駅へは板野駅で普通列車に乗り継がなければならず、その待ち時間が約1時間ほど。
まあ、待ってるくらいなら歩いちゃえ!というノリで。
3番金泉寺を通過。
「案内板」の一つ一つが懐かしい!
懐かしの風景が続く。前回はここをスーツケースを引きずりながら歩いたなあ。
この道で酷使したせいで、その後キャスターが壊れてしまったりw
2番極楽寺通過。
さらに早足で歩く。
道すがら、たくさんの「新しいお遍路さん」とすれ違い、ご挨拶。
全国各地から、そして世界から(アジアの方が多いけど、ヨーロッパの方も多い印象)。
お遍路のグローバル化を感じる。
1番霊山寺の多宝塔が視界に。
「帰ってきたー!!」
感慨深く、ここに「帰還」!!
霊山寺の境内
第1番札所
竺和山 一乗院 霊山寺
(じくわざん いちじょういん りょうぜんじ)
ただいま戻りました!(2023年2月発願以来、1年ちょっとぶり)
感慨深さからの自撮りw
早速、本堂に「帰還」のご報告。
前回訪問時は、右も左も分からず読経等。
今回はさすがに他87箇所を巡りきっているので、いつも通りの手順でしみじみと粛々と。
前回訪問時は全く気づかなかったけれど、本堂の「吊り灯籠」の美しきこと!
大師堂でお大師様にも「帰還」のご報告。
お不動様にも「帰還」のご報告。
その他境内のようす。
前回訪問時も雨交じりのこんな天気だったなーとふと。
雨男ぶりはおそらく永遠なり。
納経所にて
各お堂での「帰還」のご報告後、納経所へ。
恐る恐る、納経所の方に「あのー。88箇所全部回りきった後、特別にいただける御朱印があると聞いたのですが…」とたずねてみると…
納経所の方「おめでとうございます!!!ようがんばりましたな。それではこちらにお書きすればよろしいでしょうかな?」と。
88番大窪寺での結願時の対応(いたっていつも通り)とは違っていて逆にびっくり。
左:2023年2月の発願の時にいただいた御朱印
右:2024年4月の満願の時にいただいた特別な御朱印
「感無量」しか言葉が見つからない。
「お礼参り」してよかった!!
その後
左:山門で再度の記念撮影(またまた自撮りw)。
右:輪袈裟を外し「一般人」に戻る。
なお、ここまでのハイブリッドお遍路で共にした高野山の輪袈裟は、「お遍路をするならこれを付けなさい」と今年97歳の祖父から受け継いだもの。
今後も大切にしていきたい。
山門に目を移すと、次から次へと「新しいお遍路さん」が!
およそ1年前の前回訪問時(当時はコロナ2019はまだ5類相当)と比べ、ずいぶんと人が増えたし、海外からの方も多数。
ということで、霊山寺より去る。
霊山寺最寄りの板東駅へ。
板東駅舎
高徳線で徳島駅へ。
1年前の2023年には、「ハイブリッドお遍路」のため、このあたりにしょっちゅう来ていたはずなのに、駅と宿との往復だけで終わっていたので、駅前周辺を散策。
日曜午後というのもあるのだろうけど、ちょっと寂しいかな、、、
いっぽう、郊外はとても栄えているので、「駅前の空洞化」というものだろう。
確かに、クルマだと来づらい。
こちらでちょっと早めの夕食。
地鶏の唐揚げとても美味しい!
徳島駅から空港連絡バスで、徳島阿波おどり空港。
そして、帰宅。
この「ハイブリッドお遍路」の総括は、最終最後の高野山と京都の東寺を巡り、『成満』ののちにすることにしようかと。
四国は巡り終えたけど、「ハイブリッドお遍路」は未だ完結せず(自分の中では)。
最後まで、お読みくださりありがとうございました。
【つづく】
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